NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』
『真田丸』ロスに陥りがちですが、去年からの流れで今年も大河ドラマ『おんな城主 直虎』を観ています。
舞台が、遠江、今の静岡県浜松市ということで、三河、愛知県渥美半島出身の自分としては、お隣の街のことなので、親近感を持ってしまったというのもあります。
まだ第3回までしか放送されておらず、今後、面白くなっていくと良いなあと思っていますが、この3回で思ったことを今日は書こうと思います。
まず、もう第3回なのに、主人公がまだ子役というのは、結構、珍しいのではないかなと思っています。まだ柴咲コウさんは出てきていません。
子役の新井美羽ちゃんが、実に活き活きと、主人公おとわを演じています。これがなかなか気持ちの良い子で、観ていて好感が持てます。
そして、ちょっと前から思っていたことですが、時代劇に出てくる子どもたちは、礼儀をわきまえ、行儀が良く、言葉遣いも丁寧で、駄々をこねないですね。
第3回『おとわ危機一髪』で、おとわは井伊谷を出て、人質になりに駿府へ向かい、そこで初めて今川家の様々な人々に出会います。
そんな時、いつもおとわは、必ず先に自己紹介をし、臆せず相手に挨拶をしたり質問をしたりします。
それが、ちゃんと相手に応じて、敬語は使い分けるし、立場を心得た物言いをするのです。しかも自然に。
取って付けたものではなく、きちんと身についているのです。
設定では、まだ9歳です。今でいうと、小学3年生か4年生です。
恥ずかしながら自分、今年で40も半ばを越えますが、あんなにきちんと話せません。(^^;
よっぽど親御さんのしつけが素晴らしかったのだなと、ほとほと感心しました。
今、テレビを見ていると、自分の身内のことを「お父さん」「お母さん」と言う人が多くて、いつも、うーむ (ーー") と思ってしまいます。
確かに、日本語の敬語は難しいですが、せめて、自分の身内のことを話す時は、「父」「母」「祖父」「祖母」と言ってほしいです。
テレビに出ている有名人の大人がそんな言葉遣いをしていたら、それを観ている子どもたちも、それで良いのかと思ってしまいます。
周りにいる大人の誰か、ちゃんと指摘してあげてください。おとわちゃんに笑われますよ。(~_~;)