浅田真央選手の引退表明に寄せて
今日はちょっと旬ネタを。
女子フィギュアスケートの浅田真央選手が引退表明されましたね。
それに対して、メディアは大々的に取り上げ、本当に多くの方々からねぎらいや感謝の言葉が寄せられています。
それだけ多くの人々の心を揺さぶった演技・生き方をされてきたということで、それはここで改めて書くまでもないと思います。
自分が浅田選手を認識したのは、トリノ五輪前、2005-2006シーズンの全日本選手権でした。
トリプルアクセルを2回も成功させて話題になりましたが、ピョンピョンと跳んだら跳べちゃった的な印象で、すごい選手が出てきたもんだと思いました。
2006年のトリノ五輪には年齢制限で出場できず、この大会は荒川静香選手が金メダルを獲得しました。
うちの母親は浅田選手の滑りが大好きで、「トリノ五輪の時、出られていれば金メダルだったのに、惜しいねえ」といまだに言っています。
「絶対」はないので、なんとも言えませんが、確かに、オリンピックというのは不思議な大会で、他の競技でも縁がある選手とない選手がいるように思えてしまいます。
自分は以前、かなりフィギュアスケート好きだった時期があり、テレビ放送のあるほぼすべての大会を観ていました。
ジャンプもまあ、それは大事な要素ではありますが、それよりもスパイラルシークエンスの美しさ、優雅さ、温かさ、包容力だったり、ステップシークエンスの躍動感、高揚感に圧倒され、胸が熱くなり、興奮したものでした。
イリーナ・スルツカヤ選手やアレクセイ・ヤグディン選手が好きでしたね。
今、調べてみたら、2002年のソルトレークシティー五輪の頃だったということで、随分昔だったのだなあと改めて思いました。
(^^;
そんなわけで、浅田選手が活躍した時代は、それほど熱心に観てはいなかったのですが、それでも、やはりシーズンになれば結果が気になるし、2010年バンクーバー五輪の時は、バイトの昼休みを利用して、用もないのにドコモショップへ行き、そこで流れていた生中継をハラハラしながら観ていました。
(ドコモショップさん、ありがとうございました!)
浅田選手は、15歳と若いうちからマスコミの前に出るようになり、人気者になりましたが、常に、強靭な精神力を持つアスリートであった人だなと思います。
試合で良いことも悪いことも何が起こっても一切言い訳しませんでした。
悔しい結果に終わった時でも決して逃げず、より自分の気持ちが伝わるように言葉を選びながら、真摯に質問に答える姿は立派だなあといつも思っていました。
高橋大輔さんによると、浅田選手は、ちょっと変わっていて、結構、男前らしいです。
今日、たくさんのニュース映像を見ていて初めて気づきましたが、浅田選手、めちゃくちゃ福耳なんですね。
そして、今後のことについて聞かれると、常に「スマイル」で生きて行きたいと仰っていました。
お姉さんの浅田舞さんが仰っていましたが、これからの人生の方が長いのです。
今後もご自身の道をご自身の手で切り拓いて行かれることでしょうけど、なんか、漠然とですが、それは明るいんだろうなと思ってしまいます。
浅田真央選手、今まで本当にお疲れさまでした。
楽しませて頂きまして、そして、肚の座った素敵な生き様をみせて頂きまして、ありがとうございました!
ここにも感謝している人がいます、はい。(´▽`*)